2021年04月23日
前回のキーワードは、フォーク攻撃でした。今回は別の攻撃。プロレスの攻撃で、レフェリーカウント内であれば反則とならない反則攻撃?のひとつに、チョーク攻撃というものがあります。
別紙財務省のチラシをご覧ください。
今年4月1日から、事業者が消費者に対して行う価格表示は、税込価格表示が必要となりました。この税込表示の影響で、衣料品を販売するお店などでは、「実質的に値下げされた」と消費者を喜ばせる結果となっているケースもあります。
次に、別紙横浜市水道局の「水道料金改定のお知らせ」をご覧ください。
令和3年3月に郵便受けに配布されていたものですが、
「1か月の新料金表(税抜き)」となっています。
7月からの値上げを、4月1日からの税込表示実施直前に、駆け込みで3月に「税抜き通知」したの?これって、カウント内のチョーク攻撃?
これは市民から見ると、ずるいやり方。
国が実施する税込表示開始前であっても3月は「直前」。横浜市は地方公共団体なのですから、直前であっても税込表示のほうが、横浜市民の理解を得やすかったのではないでしょうか?
郵便受けへの配布が4月だった、という情報提供がありました。
これがもしホントなら、完全な反則?
武田総務大臣、地方公共団体への御指導もよろしくお願いします。
今回の「税抜き表示」といい、市民税均等割りの「横浜みどり税」という名称といい、市民感覚に比しては、かけ離れているのかもしれませんね。
「地元ヨコハマのため、ふるさと納税は見送ろう!」と納税者が共感するような行政施策が必要なのではないでしょうか。
関連記事:2019年9月2日 横浜みどり税は、租税として実在するの?
関連記事:2020年6月1日 地方税アラート! 感染するのはコロナだけじゃない?
~横浜から緑豊かな群馬へ? 地方課税の法律にないネーミング感染拡大? 均等割超過分はみどりで課税~