2024年07月30日
パリ・オリンピックが開催
パリ・オリンピックが開催しましたね。
レディ・ガガやセリーヌ・ディオンの素晴らしい歌唱力の余韻も束の間。
開幕早々、柔道男子60キロ級の準々決勝で、まさかの誤審。
素人目に見たら、明らかな反則ですよ!
審判が止めを宣告したにもかかわらず、その後5秒前後も締め続けるなんて!
ブッチャーやシーク、じゃあるまいし!
社会常識を超えた審判規則って、あってもいいのでしょうか?
鈴木桂治監督も抗議「これが国際柔道連盟の柔道精神ですか」
スポニチアネックスではこのように報じています。
「準々決勝で永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が、23年世界王者のフランシスコ・ガリゴス(スペイン)に一本負けを喫した。寝技に持ち込まれ、「待て」が掛かったものの、絞め落とされたと判断され、一本が宣告されたもの。この判定に本人は納得できず、約5分間も畳の上で滞留。古根川実コーチが審判団に抗議も、判定は覆らず、最後は諦めるように試合会場を去った。
準々決勝までのセッション終了後には、金野潤強化委員長、鈴木桂治監督、古根川コーチが改めて審判団の元へ赴き、判定の経緯を問いただした。通常、「待て」が掛かった後に技の判定が下されることはなく、不可解なジャッジに納得できず。鈴木監督は「これが国際柔道連盟の柔道精神ですか」「待ての後も締め続けるのを許可したんですか」と抗議する場面もあった。
北海道出身で28歳の永山は、今回が初の五輪出場。男子最軽量級の中でもとりわけ小さな体格ながら、担ぎ技とパワーを生かした柔道スタイルで、東京五輪王者の高藤直寿らとの代表争いを勝ち抜いていた。東京大会では5人が金メダルを獲得した日本男子のトップバッターとして勢いを付けたかったが、まさかの敗戦で金メダルへの道は閉ざされた。」
スポーツニッポン新聞社 によるストーリー2024.7.27 より引用
選手のコメントに、「あっぱれ!」
しかし、このような判定をうけた日本人選手の試合直後のコメントが素晴らしい。
「審判の止めが聞こえて、気を抜いたのが良くなかった」と。
銅メダルを取った、柔道男子60キロ級の選手に「あっぱれ!」
毎回不可解判定の多いオリンピック柔道、何とかならないのでしょうか。
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- シドニー五輪の柔道誤審を書いた以前の記事は、こちらをご覧ください。