2021年09月13日
オリンピック関連で高齢者いじめとも感じる記事が少なくとも2件はあった、2021年今年のオリンピックでした。
インターネットの記事や記者会見の質問を報道に利用されていたのは、若い方々でした。
でもね、年齢を重ねて初めてわかることがあるんですよ。
筋肉がおちる、膝が痛くなる、歯や歯茎の治療が増える、睡眠障害がでてくる、同年代の女性が集まるとグルコサミンやサプリメントの話題が増えてくる・・・。若い頃には想像できなかったことばかりです。
今、80歳以上の方々は、戦争を経験し、戦後の社会を経験し、日本の高度経済成長を経験し、バブル崩壊も経験し、その時々の日本の異なる社会を経験してきたわけです。
その時々で、子供の頃に受けてきた教育も違うはずです。
「三つ子の魂百まで」といいます。
もはや日本は高齢化社会ではなく、高齢社会。
年金をもらうような年齢になって、いきなり「鎌倉幕府の成立は、1192年ではなかったんです!」と言われても、なかなか「はいそうですか」と簡単に受け入れられない年代の人がいるのが高齢社会ではないでしょうか。
高齢者と意見が合わないのはしょうがない。でもね、高齢者を理解しようとする気持ちも大切なのではないでしょうか。
そこで、
敬老の日を9月15日に戻してみてはどうでしょう。
昔からある祝祭日は、それなりに意味があったと思います。
敬老の日は、読んで字の如くです。
むやみやたらに月曜日にすると、ただ連休になるだけで、祝日の意味を感じなくなり、ただただGo to トラベルを支援するだけの月曜日、になってしまうのではないでしょうか?
偏った経済至上主義的な祝日設定に困惑する国民や飲食店が多い、ことも理解したうえでより良い高齢日本社会にして頂きたいものです。