ふるさと納税、制度としての怪しさ

2023年08月04日

以前、ウクライナへの見返りを求めない寄付は、寄付として本来の姿。それに比べるとふるさと納税制度は・・・?という記事を書かせていただきました。

 

これは今日の読売新聞の記事です。

 


 

引用元:読売新聞 8/4 7:00

 

ふるさと納税は「返礼品目当てのふるさと節税」…住民税減収の千葉県知事、国に制度見直し求める

 

千葉県の熊谷知事は3日の記者会見で、ふるさと納税制度について「実質的には返礼品を目当てにする『ふるさと節税』になっている」と批判した。

 

ふるさと納税は、故郷や応援したい自治体に寄付をすれば、居住自治体の住民税が控除される仕組みだ。熊谷知事は、返礼品を目当てにした寄付も多いとの見方を示し、「ふるさとに貢献するという制度の趣旨に沿った運用が行われるよう、国には制度の見直しを求めていきたい」と述べた。

 


 

ふるさと納税、ほらね!
返礼品目当てのものを確定申告の寄付金控除で処理することが、「おかしい!」わけですよ。

 

租税教育は、生涯教育。
寄付に該当しないものを寄付金控除として確定申告させる制度は、
おとなの租税教育上、ほめられた制度ではないですよね。

マイナンバーカード取得をポイントで釣ることも同じことですが・・・。