税制複雑化の要因

2023年08月21日

以下の記事も税制複雑化の要因の一つですね。

 


 

引用元:共同通信社 8/16 

 

経産省が賃上げ税制の大幅延長要望へ

 

従業員の賃金を引き上げた企業の法人税優遇策を大幅に延長し、仕事と子育ての両立を後押しする企業への優遇措置を求める。
岸田政権の重要政策である賃上げを促す狙い。

 

 


 

ふるさと納税にしても、医療費控除にしても、各省庁が理由をつけて、税制にいろいろと難題を押し付けてくることで、税制がシンプル(簡素化)とは離れた方向に向かってしまう・・・。

 

ふるさと納税は、住民税(総務省)の中でけりをつける。
医療費控除は、健康保険・医療費(厚生労働省)の中でけりをつける。
経済産業省は、賃上げに関して自分たちでできることをする(税務申告に口を挟まない)。
そうしないから、国家公務員試験の受験者が減少するのでは・・・?

 


 

引用元:日本経済新聞 8/15 9:00

 

国家公務員の一般職、女性合格者が過去最多の4割超

 

試験の申込者数は減少傾向にあり、23年度は2万6319人と22年度比で6.3%減った。倍率も3.2倍と3年連続で過去最低を更新した。23年度の一般職の採用は4.6%増の5147人を予定している。

 

 


 

ばんばひろふみさんの「SACHIKO」の歌詞ではないのですが、昭和の時代の法人税・所得税の税額控除は、片手にさえ余っていたような・・・?

 

国民の自主申告制度と言いながら、国民が理解できない税制が目立つ令和」なのです。