マスコミは「サラリーマン増税」と言うけれど・・・。

2023年07月31日

 

マスコミは、最近よくサラリーマン増税と言います。
なぜ、「サラリーマン優遇税制の是正」と言わないのでしょう?

 

通常10%の消費税率ですが、自宅に配達される新聞が、軽減税率の適用で「消費税率8%」って、「おかしい?怪しい?」と思いませんか?

 

 

 

マスコミの方々には是非、酒井教授の「大人の租税教室」に参加していただきたいものです。

サラリーマン優遇制度を言い始めたら、限がありません・・・・。

 

サラリーマンだけ社会保険に加入できるし、ルールに反して働く気持ちが無くても失業保険をもらえるようです(頑張れニッポン、頑張れ会計検査院!)。サラリーマンにだけ厚生労働省から「雇用保険を財源として、資格取得のための補助金」が支給されたし、「サラリーマン優遇税制の是正」の対象となった給与所得控除額の1/2より多い必要経費を使った場合の特定支出控除の対象には、「資格取得のための支出」も含まれるし・・・(これは、収入を得るための必要な経費じゃないですよね)。

 

 

特定支出控除対象には通勤支出も入っているから、通勤手当課税の考え方が出てくるのでは・・・?

えっ、今まで挙げたのは全部、厚生労働省が関係する?

国税庁だけじゃなくて、国会議員の先生がたにも「適正・公平な課税」を考えてほしいものです!

 

「租税は心なり!」ですよ。

 

「サラリーマンの概算経費控除の最低金額が下がります」にて解説しています。

 

 

 

以下のようなネット記事も見つけました。

サラリーマン増税で「給与」「退職金」が狙われる事情 政府税調が“増税は自然な流れ”と考えるその理屈